2012/01/05

積極的な言葉・消極的な言葉

中村天風のいう「積極的な言葉」「消極的な言葉」について、イメージしやすい具体例があったらいいと感じていた。今日、別の理由で『7つの習慣』をパラパラと読み返していたら、関連深い記述があった。

『7つの習慣』の「第一の習慣 主体性を発揮する」で「反応的な言葉」「主体的な言葉」が紹介されている。これが中村天風のいう「積極的な言葉」「消極的な言葉」を具体的にイメージするうえで関連深いことに気がついた。いや、関連深いというより同じことを意味しているといってよい。

反応的な言葉 主体的な言葉
「どうしようもない」 「代替案を考えてみよう」
「生まれつきだ」 「ほかのやり方が選択できる」
「あいつは頭にくる」 「自分で自分の感情をコントロールする」
「そういうことが認められるわけはない」 「効果的なプレゼンテーションをしよう」
「しなくてはならない」 「そうすることに決めた」
「できない」 「選択する」
「○○でないとだめだ」 「○○の方がいいと思う」
「○○でさえあったら」 「私が○○をする」

主体的な言葉を話せば自動的に肯定的な言葉を話すことになる。心に留めようと思う。